足を崩して読む育児日記

0歳の娘がいます。正座で読むと痺れる育児日記です。

娘の歯はファンタスティックフォー。みなさんのお子様はどうですか?

娘の歯が2本生えている。


下の歯が2本。彼女の自慢の歯だ。

 

 

しかし、下の歯が生え初めてかれこれ2ヶ月。
下の歯は少しずつ伸びているが、他の歯は全く姿を現さない。

 

どういう建設スケジュールを組んでいるのか甚だ疑問だ。

 

下の歯が今にも顔を出しそうだと気がついたあの日、私と娘で派手に地鎮祭を行い、歯茎を司る神に歯を建設する許しを得た。

 

そこから2ヶ月たったにも関わらず、建設は全く進んでいないように見える。

 


実家の最寄駅のすぐ近くの空き地に、アパート建設予定!と、かれこれ12年は看板が立っているが、それと全く同じ雰囲気が出ている。

 

 

もしや、下の歯2本が完成してから他の歯に取り組む予定なのか。そんなアンバランスな事で大丈夫なのか。

 

どうせ生やしたい本数が決まっているなら、せーので一斉に建設をはじめたほうが、後々スペースがなくなって歯並びが悪くなるといったリスクが減る気がするけど。


感覚で、ここら辺かなぁ?って生やしいくと後々、「あれ、前歯って結構幅とるわ」とか、「奥歯作ってるんだからもっとつめてよ」とかなるでしょ。

 

 

でもきっと彼女なりの考えがあってのことだと思う。
子供の可能性ってすごいって聞いてる。いつか彼女の口のなかでビッグバンが起きる可能性がある。

 

 

彼女なりの歯のはやし方をこのまま見守っていれば、まだ歯茎の奥に潜んでいる歯達が各々凄まじい能力を持って、新進気鋭の乳歯として姿を現わすに違いない。

 

 

いずれやってくる歯科検診で、

「上A、タイムストッパー!」
「下A、予知能力…⁉︎」
「…上E、空間移動‼︎‼︎」
「下…D…、炎の使い手…」

 

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といった具合に、次々と隠された能力が発見される事だろう。


医学会がざわつくに違いない。marvelも真っ青、ジョージ・ルーカスも興味津々。母としては鼻高々だ。

 

 

食べ物を砕くという能力だけではなく、ある歯は時を止め、また他の歯は未来を予言し、瞬間移動はお手の物、いざとなれば炎で敵を撃退する。

 

情熱大陸ガイアの夜明け、プロフェッショナル仕事の流儀、それに、カンブリア宮殿、様々な番組からオファーが殺到するだろう。

 


そんな歯達が彼女の歯茎の中に潜んでいる。

 

子供の可能性は無限大だ。
その可能性を守ることが私の役目だ。


今、歯の建設スケジュールにガミガミと口を出して、彼女の可能性を潰すことは絶対にあってはならない。

 

要領よく歯生やしてよ。って思った自分が恥ずかしい。要領よりも大切なものがこの世には死ぬほどたくさんある。
会社員時代の上司は「新人はまず要領よく仕事することが1番大切だ。」と言ってたけど、実際要領なんて、大切なものランキング43位くらいだろう。少なくとも、挨拶よりはランキングが下のはずだ。

 

 

みなさんこんにちは。いつもブログ読んでくれて本当にありがとう。

 


そう、不器用だってゆっくりだって彼女なりのやり方で歯を生やせばいいんだ。
なんなら生やさないと決めたならそれでもいい。母はいつだって娘の味方だ。
ただ、あと20年も野菜をすりつぶすことだけは避けたい。

 


そんな可能性に満ちた彼女の歯を守るべく、今私にできることは、下の歯2本を死守することだ。
将来の能力者、いや、能力歯を日々磨き上げることが私の使命だ。

 

 

ガーゼを指に巻き、下の歯にぴったりとくっつけ優しく優しくこする。
この歯を守れば夢の情熱大陸に出れる…!この歯を守れば、憧れのジョージルーカスに会える!!その時は絶対にダースベイダーのお面をつけていこう。楽しみで磨く手に力が入る。

 

 

 

ねぇ、

 

 

 

 

 

そうでも思わないことには、嫌がる子供の歯磨きって憂鬱すぎてやってられませんよね?