足を崩して読む育児日記

0歳の娘がいます。正座で読むと痺れる育児日記です。

「しまじろう」が権力者だったかもというお話

 

みさなんにとって「しまじろう」とはどんな存在ですか?

 

わたしにとってのしまじろうは…、アナザースカイ。
わかりやすく言うと、オムツの人っていう認識です。

 


オムツはずっとパンパースを使っているんですけど、パンパースってね、使えども使えども、しまじろうが付いてるんです。

 

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自らピエロとなり私たちを楽しませてくれたかと思えば…、

 

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遊び道具としてあえてライオンをチョイスし、百獣の王ともてはやされるライオンへの不屈の精神、目指せ下克上!!という強い気持ちを伝えてくる。

 

つよい。明らかにつよい人物だ。

 


思い返すと、新生児用のオムツにもしまじろうがついていた。

新生児ってまだ目もほとんど見えていないし、
そもそもしまじろうが付いているのは背面。

 

オムツをつけてる当事者(娘)からは、しまじろうが見えないということだ。

 

それでもなお、ある程度のコストをつかってまでしまじろうを印刷し続けているという事は、オムツを客観的に見る人物、つまり、保護者に何かしらのメッセージを送っているのだと推察する。

 


そう、

「時にはピエロにもなりなさい。しかし、心に秘める不屈の精神を忘れるな。」

 

そういうメッセージだ。

しかと受け止めた。

 


今は旦那さんの希望で、録画したアメトーーク!を見て一緒に笑っているが、私はすでに見たんです、この回。

隙を見て録画してある崖の上のポニョに変えてやる。
これぞ下克上だ。

 


さて、そんなしまじろうですが、
最近やたらとポストにいる。

 

オムツの番人だったしまじろうが、最近はポストの番人となりつつある。


そのチラシによると、どうやらしまじろうが知育プログラムとやらを提供してくれるそうだ。

 

オムツから「しまじろうスピリッツ」を伝授してくれるだけにはとどまらず、なんと娘の知能を高めてくれようとしている。

 


私は娘の知能面を上手に伸ばしてあげられるのか、常々不安に思っていた。


なぜなら私の知能が絶望的だからだ。

 

 

「幸甚」

これの読み方を知らぬまま、のらりくらりと5年間会社に従事し、メールでは「幸甚」を多用していた。

 

 

「資料をお送りいただけましたら幸甚です。」


「ご多用中とは存じますが、ご確認いただけましたら幸甚です。」


「お気に召していただけましたら幸甚です。」

 

すべて、

「幸せ 甚だしい 」

と打って送り仮名を消していた。


そんな人、全く幸せではない。


お馬鹿 甚だしい。

馬甚 だ。

 


そんな遺伝子を受け継ぐ私の娘に知能を授けてくれようとする、

トラ甚だしい しまじろう。
虎甚。


もし今後息子が生まれるようなことがあれば、虎甚っていう名前もいいかも。読み方わからないけど。

 

 

いずれにしろ、しまじろうってすごい人なのかもしれない。

 

私が知らなかっただけで、かなり幅広い活動をされているご様子。
なんとテレビ出演もされているとか。

 

高い教養を持つ教育者であると同時に、優れた思想家の1人でもあり、国政にも強い影響を与えている権力者なのかもしれない。


そうだとすれば、ただのオムツの人と誤認していたこと、大変失礼した。
勉強不足の致すところ。

勉強不足甚だしい。


しまじろうのことをオムツの人としか思っていなかったことを、この場をお借りして謝罪したい。

 

しばらくはオムツ以外でしまじろうにお世話になる予定はないが、もし今後お世話になることがあれば、その際はどうぞお手柔らかに願いたい。

 

 

さぁ、

今回も有益な情報を何一つ提供できずに終わりますこと、どうぞお許しください。

 

しかしながら、最後までお読みいただきましたことは幸甚の至りでございます。

これに懲りずにまたご訪問いただけましたら幸甚に存じます。

 

(読み方は知りませんが、幸甚の使用法についてコンサルをご希望の方がいらっしゃいましたら、当方までご一報いただけますと幸甚に存じます。)